
ある初夏の帰り道。
有る筈の無い場所に、静かにたたずむ廃屋。
イタズラ心で中を覗いた少女はその『家の主』に捕獲される。
廃屋の中で十数時間に渡り、この世のものではない快楽と
執拗な射精とをその身に受け
恋も知らない未成熟な身体は命を宿す。
止まらない発情・・・
成長し続けるお腹・・・
家に篭るのか、それでも学校へ行くのか。
産むのか堕ろすのか・・・
身が千切れるような葛藤を経て
少女の母性は産む事を選択した。
人知れず、あるいは見られたくない人の前で
出産を終えた少女は、自らが産んだ蟲に